とぴやまのブログ(アーカイブ)

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教えてください。富野です

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この本で久々にトミノ分が補給できたので大変満足出来た。最初の対談から全開で、もう信者必見ですよ。

気になった大月隆寛氏との対談部分読んだらラッシュ食らって参った。丁度読んでたゲーム記事とシンクロしたので引用。


http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0505/27/news095.html
■なぜゲームは愛されるのか――次世代ゲーム機までのミッシングリンク

日本でもこうした歴代ゲームの展覧会が昨年「テレビゲームとデジタル科学展」として開かれたが、日本はこうしたことをアカデミックにまとめがちなのに対し、こちらではあくまでゲームは遊んでナンボ、触ってナンボのエンターテインメントに徹しており(ゲーム好きにとっては素直に)うれしい。まあ、単純に土地柄と言うのもあるかもしれないが。

こっち系の展示会場は、恵比寿くんだりまで行かなくても、秋葉原(池袋でも可)の建物を早く何処か使えるようにして、出来るようにして欲しいなぁ。


http://www.nintendo-inside.jp/news/164/16411.html
CBSがE3を切る

・ゲーム業界は一人前と受け止められていると信じているらしいが、それは違う。
・もしゲーム業界が大人のテーブルに着きたいのなら、スピード狂の若者のような行動は辞めて大人の振る舞いをすることだ。

一人前の視点から見るとこんなもんらしい。ホントは6項目全部引用したいが、さすがにそれはルール違反。


で、冒頭の続き。

大月:(中略) なんか最近、サブカルはアートだ、なんて言い出してる連中がいるじゃないですか。やっぱりお前らそういうのやりたかったのか、って見てるんだけども、ほんと恥ずかしいよね、フランスとかイタリアに”おたく”を持ってたりして。

富野:ベネチアビエンナーレ展で”おたく”展をやってますからね。

大月:で、やっぱり嬉しそうなんだよ、あの岡田斗司夫でさえも(笑)。お前やっぱただのおもちゃ屋じゃ納得いかねぇんだ。根はイナカもんの成り上がりなんだな、って。

富野:そうなんでしょうね。

大月:やっぱね、彼ら”おたく”もニューアカデミズムをやりたかったんだな、って。

おたく・オタク・otaku の表記云々はとりあえず置いておいて。