私の仕事机にある本は
本棚を生き抜いた〜云々を読んで、自分の本棚は何だろうと思ってみたが、置いてあるけど最初に読んでそれっきり、という本が多すぎ…
そんな中から会社の机において何度も開いている、参照回数の高い本を上げてみた。
入門Make&RCS make&rcsによる効率的プログラミング技法
- 作者: 伊藤和人
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 1998/02/26
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makefile を書くことが多いが、そんなに頻度があるものでもないので、代名詞とかマクロとか忘れてしまう。買って大分経つけど一番開く回数が多いと思う。RCS としては使ってません。
入門CVSNT CVSNT(CVS for NT)でつくるCVSクライアント/サーバ環境
- 作者: 大月美佳
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2004/10/14
- メディア: 単行本
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CVSNTの本というよりは、前著CVSの増補版といえる内容ではないかと。
amazonレビューにあるように、CVSのコマンドリファレンスとして利用。ここ最近は Visual SourceSafe 使うことが多いので、これを触る機会は過去 Project のソースを引き出さないと行けないとき、つまり過去 Project のバグ対応ということなので、あと2ヶ月は開かないで済みますように…。
個人でのソース管理は全ソースファイル圧縮書庫化してますので出番ないです。
- 作者: T‐Engineフォーラム,坂村健
- 出版社/メーカー: パーソナルメディア
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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改訂新版が出ているみたい → isbn:4893622293
ミドルウェアを作る上で一番難しいのがインターフェースの設計。どのようか形式が使いやすいか、汎用的か? あれこれ考えるのに、一番良いのは既存のものをパクってくること。posix/linux関連は JM Project (http://www.linux.or.jp/JM/) で引けば良し。ITRON系はお仕事で接点がなかったので買ってみたが、API関数に癖があって面白い。
本当は「VxWorks API リファレンス」(ver 5.5, 5.4 のヤツ) を挙げたいところだけど、売ってないし、電話帳より分厚いし、インストールされる html の方を参照してしまうので。
- 作者: JohnR. Levine,榊原一矢,ポジティブエッジ
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 単行本
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読み物として面白いのだが、amazon.com (jpでなくて) で評価低いように、ちょっと期待より中身薄いのが難点。ローダについては各OS毎に比較していく方が良いと思うが、リンカについて知りたいならリンカだけを題材にした方がよいかも。
という訳で、リンカ関連のリファレンス、資料となる本が欲しい。インターフェースで連載していた、リンカ関連の記事を纏めて出版してくれないかなぁ。
- 作者: 大藤幹
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2005/01/31
- メディア: 単行本
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HTMLとCSSの本は一家に一冊ということで。一冊にまとまっていて便利です。
ハッカーのたのしみ―本物のプログラマはいかにして問題を解くか
- 作者: ジュニア,ヘンリー・S.ウォーレン,Jr.,Henry S. Warren,滝沢徹,玉井浩,鈴木貢,赤池英夫,葛毅,藤波順久
- 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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CPUの演算技術の粋を尽くすための一冊。もう最強。
ただし、あくまで手段の一つであって技に溺れないように。キャッシュとか Out of Order 実行とか、処理速度には CPU の演算処理以外の要因もあるので、ニーモニックの少なさが高速動作に繋がるとは限らない。
今年知って買ったけれど、去年発売時に気がつかなかったことを後悔した。どうやら「達人プログラマー(isbn:4894712741)」と表紙を混同して店頭でスルーしてたっぽい。これもアクは強いけど面白い。