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NScripterオフィシャルガイド

ASIN:4798008672 NScripterオフィシャルガイド。
タイトルだけで買ってしまったが、家に届いて表紙絵に驚く。秋葉原でないと買うのに勇気が要るこの表紙を見ていると、萌えについて思う。ミョーにツボに入ってしまった2人のキャラクタを見ていると、自分にとって萌えとはこういうものだったのか、と感じることが出来たのだった。やはり、それはファンタジーなのだ、と。

中身はまだ半分しか読んでいないが、初心者にはゲームがどのように作られているかを知るにも良い本だと思う。(でもやっぱり、企画がニッチ過ぎるか?)裏表紙にいるキャラクタ3人による、某書のような、2ページのうち漫談と解説で1ページずつという内容なのかと期待したが、中身は普通のテキストである。キャラクタはあくまでデータサンプルのようだ。

最近プログラミングを学ぶには、(といっても自分の最初はBASICだったのだが)スクリプト言語は良い。職業プログラマで無い限り、ネイティブコードを吐く言語を書く必要もないだろう。ネット上でのスクリプト言語の隆盛を見ると、組み込みプログラマという地味(?)な環境は、技術的に先進的ではないなと感じてしまう。

リアルタイム性能に関するOS議論、情報処理系OSとの統合、などの話はあるが、組み込みシステムは、基本的にはハードウェア側に重点を置かれるシステムであるので、ハードの方がより新しい機能が埋め込まれるし、ソフトはそういうハードのフォローに回ることが多い。

なによりテキスト処理をしているプログラマはホント凄いと思う。組み込みなんてビット演算とシグナリングしかしてないって。