とぴやまのブログ(アーカイブ)

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劇場版(新訳)機動戦士ZガンダムI

新宿で見てきた。コマ劇前広場を半周する行列。場内は立ち見。20代前半の人が意外と多かった。恐らく見ていないだろう年代なので、素直に嬉しい。

・ヘンケン役の小杉十郎太、エマ役の岡本麻弥の両氏に盛大な賛辞を。ヘンケンは貫禄が出ていたし、エマ・シーンは尖ってなく、堅いが穏やかになった。お2人以外の方々も、特に新規参加の方々が素晴らしかった。

・シャアの情けなさに磨きがかかっている感じ。エマにシャアについて話を振られた後の「あぁ」の声のキョドりっぷり。対してアムロは、胆力に磨きがかかるか?

・mk-II 強奪時のカミーユの描写は、MSを動かしたことより、一瞬にして状況を判断したことを強調。ニュータイプを「あるものをあるままに理解できる」定義への方向性。

・ライラの最期でニュータイプを感じる明確な台詞は無かった。ジェリドにはライラの最期の言葉は届かなかった。

・ジェリドはライラとカクリコンをカミーユに殺されたことを恨むが、カミーユは両親を殺されて「お前ら待てよ!そんなことするからみんな死んじゃうんだろ!」、バリュート展開中の何も出来ないハイザックを撃って、「これでは人殺しだ」と自分を戒める。