とぴやまのブログ(アーカイブ)

元はてなダイアリー

N903i購入

ノロわれて寝込んでたり、自鯖構築で手間取ったりと、1ヶ月も更新していなかったのを反省。まずは携帯電話の更新から。


PHSの時代から使い続け、信者として信奉してきた SHARP の端末を諦めて、「神マルチタスク」で名をはせる NEC の新機種、N903i を買った。

ニューロポインタや、タスク切り替え方法、T9という文字入力方式、等々、マニアックな仕様に仕上がっていて非常に好感が持てる。しかしこれら機能は一般的なユーザーに対する訴求力が無いだろうというのが残念だ。

さて、iアプリしかも待受設定の使い勝手という一点を期待していたのだが、それを見事に裏切られた。待受iアプリを非活性状態にさせておいて、iモードブラウザを起動すると待受のiアプリが終了されてしまうのだ…。

2007/01/15 のソフトウェアバージョンアップで改善されたようです。いやそれ以前に、iアプリを待受にしておくと電池がすぐなくなってしまう。SH901iS なら待受iアプリを設定して端末を閉じて(=休眠状態にして)何もしなければ8時間経過しても電池の目盛りが減ることはなかったが、N903i だと8時間後にはバッテリが上がって電源OFFになっていた。


しかし、その代わりとなるような機能が「省電力設定」だろう。

本体側でiアプリ個別に省電力設定というものがある。これは本体内蔵の説明によると(取扱説明書にはこの文は書かれていない)、

端末を閉じたときiアプリを一時停止させることにより電池を長持ちさせることができます
端末を閉じた状態も動作が必要なアプリは「設定しない」を選択してください

というものだ。

試しにこれを設定して、起動させたまま端末を閉じて8時間放置すると、電池の目盛りは減っていなかった。iアプリを動かすときは普通、CPU動作・グラフィック機能をフルに動かして高速な処理を行うことが出来るようにするので、その分電池を消耗するのだが、iアプリを動かしていない時と同じように通常動作の消費電力になっていると思われる。この機能により、待受設定できないiアプリでも何時間も一時停止させたまま電池を持たせることが出来るので、iアプリのゲームユーザーには有り難いことだろう。


しかし、待受iアプリ、具体的に言うとjigブラウザのjigletで待ち受け画面にメモなどを貼り付けておく、といったことがやりにくくなってしまったのが残念だ。



2007/01/17 修正:ソフトウェアバージョンアップに伴う修正