N903iの不満点
昨日に引き続きN903iについて。この端末は、便利な部分もあるが同様に不満に思う部分もある。それを書いてみる。
不満1:文字入力におけるUndo/Redoバッファが1つしかない
携帯電話というものは、メーカーや機種毎に文字入力の方式が使い勝手が変わるものである。いわば機種毎の特性の一つである。
SH901iS と比較して一番気になったのが、Undo/Redo バッファが1つしかないこと。そしてそれに加えてこれを行うための割り当てキーが無いので、わざわざメニューを開いて選択して実行しなければいけない。これが面倒だ。
欲を言えば、変換確定のやり直し、再変換、といったIME変換操作でのやり直し操作も欲しいところ。
不満2:デスクトップ画面設定はF・Dを見習って
iアプリやメールアドレスなどを、ショートカットとして配置することが出来るのは便利だが、カレンダーが表示出来るのに、内蔵スケジューラに登録したメモは表示されない。ただ、単に文字だけカレンダー、しかも1ヶ月分しか表示させることが出来ない。これはちょっと…。スケジュール表示、テキストメモや ToDo を表示させることが出来る F または D の端末を是非見習って欲しい。
不満3:液晶のドットが小さすぎるが故に小さく表示させると視認できなくなるジレンマ
N903iのウリは、ドットの非常に細かい液晶画面だろう。非常に細密でドットを意識することのない、印刷物のような印象を受ける。
この端末の肝は、その液晶と、それを生かすことが出来る画像表示・ドキュメントビューア・iアプリだろう。iアプリでは描画エリアは480x480と、縦長画面を生かすことは出来ないが、それでも細密な表示で使用できるGPSアプリやjigブラウザを使うと、QVGA液晶には戻れなくなる。
但し、小さく表示できることを良いことに、表示文字サイズを小さくすると、小さ過ぎて読めないというジレンマに陥る。
不満4:待受iアプリ設定時の電池の持ちが悪すぎる
2007/01/15 のソフトウェアバージョンアップで改善されました。先に書いた3つは店頭に行って実機(ホットモック)を触れば確認出来ることだが、これに関しては店頭だけでは確認出来ないし、取説にも書かれていないので、実際に買ってみるまで分からない。買ってみるまで分からない部分が増えていくと買う方もナーバスになっていく
2006/12/22 追記:不満4を追加
2007/01/17 修正;ソフトウェアバージョンアップの伴い、不満4を削除