iPhoneの善し悪しを議論する以前に、モバイルのネット環境が果たして重要かどうかを問題にしている人もいる訳で
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0722/mobile418.htm
本田雅一の「週刊モバイル通信」第418回 不満を抱えながらもiPhoneから離れられない理由
反論。端末の出来の善し悪しとは別に、月額数千円だかのコストを払って、モバイルでサブセットなネットを使う必要がその人にあるかどうか／価値を見出せるかどうか、という論点があるはずです。
と、はてなブックマークのコメントに書きましたが、足りないので追加で書きます。
iPhoneの作りが良い悪いという議論の以前に、その人にとって、モバイルでネットをすることが必要かどうかという問題もあるのではなか？ と、問いたいです。
例え出来が良いと言ってもフルセットではなくサブセットのwebブラウザであり、サブセットのPC環境に対して、月額数千円の料金に見合う価値を見出せるかどうか、機能があるかどうかという問題は、必要かどうかの後の問題になると思います。
ワープロ専用機vsパソコンの構図で説明されていますが、文章を書かない人にはどちらも必要ないし、音楽を聴かない人にとってはiPodもwalkmanも必要ない、ということです。
外回りの仕事が多い方にとっては、いつでも何処でもネットに繋げられる、モバイルのネット環境は必須だと思います。
ですが、私のような、外出がほとんど無い内勤労働者には、通勤中を除けば、常にネットに繋がっているPCを使用できるので、モバイルのネット環境はそれほど必要ではありません。通勤時の少しの移動時間を我慢すればPCの前にたどり着くので、切羽詰まっていなければ「待てばいいや」というレベルです。休日の外出時くらいにしか利用価値を見出せません。月額料金もったいないから iPod touch でいいや、って感じです。
でも、使ってみなくちゃ分からないというのも分かります。（そのためには、段階定額制をひいたり、電話契約のON/OFFで「iPod touch化」出来たりといった感じの、使わない場合は安くすむ仕組みがあるといいよなあ…）
